-OHをもつ有機物(アルコール・フェノール類など)に金属Naを加えると、反応して水素H2を発生する。
2R-OH + 2Na → 2R-ONa + H2
R-ONaは、アルコールではアルコキシド、フェノール類ではフェノキシドとよばれる。
ここではNaしか挙げてませんが、Kでも全く同じ反応をします。同じアルカリ金属ですしね。ただ、Naのときがほとんどなので限定させてもらいました。
アルミニウムの腐食をneutalizeなるか
だから、この話が出てくるのは主にアルコールやフェノール類の検出反応。典型的なパターンはやっぱり、アルコール(またはフェノール類)とエーテルの判別。
たとえば、芳香族化合物C7H8Oの異性体について考えてみよう。まずは全て書き出してみよう。
全部で5つ。完璧に書き出せたかな?もし、問題文の中に「分子式C7H8Oの化合物Aに金属Naを加えたが、何も反応は起こらなかった。」と書いてあったら・・・それだけでAが何なのかわかってしまうのだ。さてどれでしょう。正解は・・・。
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考え方は次の通り。まずわかりやすい (3) 〜 (5) から。フェノール類ですね。それぞれ、オルト位・メタ位・パラ位です。ここらへんの話は、【芳香族の位置異性体】を参照。だからこいつらは金属Naと反応する。ということはAではない!
つぎは (1)。これは芳香族アルコール。フェノール類ではないですからね。ここらへんの話は【フェノール類の性質】を参照。アルコールなんだから、こいつも金属Naと反応するはずだ。Aではないとわかる。
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残った (2) を見てみよう。これは、エーテルですよね。・・・それがわからないとどうしようもないけど。エーテルは R-O-R のような構造をもっているわけです。(2) は C6H5-O-CH3 だね。これもれっきとしたエーテル。だから金属 Na とは反応しない。
以上より (2) と決定できるわけです。
ちなみに。余力のある人のみ聞いてくれればいいのですが、厳密に言うとカルボン酸もこの反応をします。
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