先日、新しい MacBook Air(13インチ・SSD 128GB)を購入しました。
私は Web制作 のメインマシンにするために購入したのですが、購入するまでは正直「こんな薄いマシンをメインにして大丈夫かな…」と不安でいっぱいでした。
結論から言うと、私の使い方(Web閲覧・Web制作・PhotoshopによるWebデザイン・動画閲覧等)であれば全く問題なく、今まで使っていた MacBook Pro 13インチ(2010年モデル・2.4GHz・メモリ8GBに増設)や、昨年使っていた DELL のデスクトップPC(Core 2 Duo・メモリ4GB)よりも明らかに動作が高速で、快適に使えています。
持ち歩きも快適で外でも作業できるのはもちろん、SSD のおかげで動きはとても快適で、新しい OS である「Mac OS X Lion」の出来の良さもあってとても気に入っています。
この記事が、MacBook Air の購入を検討されている方はもちろん、今 Windows PC を使っていてちょっと MacBook Air や Lion に興味がある方の参考になれば幸いです。

ブラウザ
MacBook Pro では Chrome をメインブラウザにしていましたが、Lion には現時点で対応していないため Safari をメインブラウザにしています。
SSD が高速ということもあるのでしょうが、MacBook Pro より圧倒的にページの表示が速いです。
以前、このブログで dolipo と Google Public DNS を使って WiMAX でも快適にネットを楽しむ方法 を書きましたが、正直 MacBook Air の Safari(特にカスタマイズなし、dolipo や Google Public DNS もなし) の方が圧倒的に速いです。
私は普段 WiMAX でネットしているのですが、本当に光ファイバーかと思うほどページの読み込みが高速です。
ちなみに、Safariの はてブ プラグインは Chrome 版よりキビキビ動く(保存が速く、Chrome 版のように表示されないということがあまりない)ですね。
Chrome ではダウンロード時に画面下に表示されるバーが鬱陶しかったのですが、新しい Safari ではダウンロード表示が必要なときだけ表示できて邪魔にならず、見やすく使いやすいです。

標準では target="_blank" のリンクを別ウインドウで開いてしまいますが、メニューの「環境設定>ウインドウの代わりにタブでページを開く:」を「常に」に設定するとタブで開くようになります。
あと、ピンチアウト(トラックパッド上で2本の指を開くジェスチャ)によるページの拡大表示の際、従来は段階的に拡大されていましたが、新しい Safari では iPhone の Safari と同じようになめらかに拡大されるようになりました。ちょっと気持ちいいですね。
Safari Stand の Lion 版も開発中のようですし、今後 Chrome から Safari に乗り換えようかと真剣に考えてしまいました。
スピーカー
内蔵スピーカーの音質はMacBook ProよりMacBook Airの方が良い気がします。
特に、重低音がはっきり出ていると思います。
厚みがない分音質は悪いだろうと思い込んでいたので、これは意外でした。
MacBook Proの時は内蔵スピーカーで音楽を聴く気になれなかったのですが、MacBook Airならジャズやクラシックを静かに聴く程度なら大丈夫ですね。
バッテリー
MacBook Pro 13インチより少し持ちが良いようです。
ネットを見るだけなら6時間半近く持ちそうです。
もちろん、動画を観たり重い作業をするとその半分近くまで短くなることもあるようですが、Photoshop で Web制作する程度であればかなり持ちます。
あと、ディスプレイを閉じてスリープ状態にした時のバッテリーの持ちが全く違います。
MacBook Pro だと1晩で 10% 程度バッテリーが消費されますが、MacBook Air だと 1% 程度しか減りません。
あと、スリープ時に点滅するランプもないので寝ているときにランプの点滅が気にならなくていい感じです。
SSD
SSD は 128GB で大丈夫か不安でしたが、結論から言うと Web 制作をする程度なら問題なさそうです。